「足るを知る者は富む」
満足することを知っている者は、たとえ貧しくとも精神的には豊かで、幸福であるということ。 人間の欲望にはきりがないが、欲深くならずに分相応のところで満足することができる者は、心が富んで豊かであるということ
中国の思想家:老師の教えですが、これは現代の日本にも言えることだと考えています。
日本ほど医療制度や生活インフラが充実しており、清潔で安全・治安がよく、料理が美味しく安価で
長寿の国です。特に平均年齢の2021年ランキングでは世界1位で84.3歳
ランキング下位の国は平均60歳を割っており、老後を心配できる事自体幸せな事なのかもしれません。
そもそも文明を発展させた一つの大きな目標である飢餓の克服については達成しつつあり、
日本においては飢餓に苦しまず、住む家に困らず衛生で快適な環境で寿命まで生きられる可能性が高いと言えます。
しかし日本人の幸福度ランキングは153カ国中63位で決して高いとは言えず
あまり明るい未来を描けない方が多いかもしれません。
なぜかといえば
日本人は「足るを知る」ことが苦手で他人の目を気にしたり同調圧力が強い国民性だからと考えます。
特に最近ではSNSの発達で、全世界のセレブたちの生活が簡単に覗けるようになってしまい
憧れの職業に就き、広くてオシャレな部屋に住み、ブランド品を身に着けた姿と比べて
自分はなんて不幸なんだと考えてしまう人が増えました。
他人と比較して不幸と感じてしまう・・・人間の欲求なので仕方ない部分はありますが
解決策のひとつがミニマリストになることだと私は考えています。
ミニマリストはモノを最小限にして、モノにかける時間やお金を減らして
自分の好きなことや大切なことに注力し、生活の質を向上させることです。
モノを減らしていく過程で、取捨選択をして、
自分にとって必要・不必要という判断が自然と磨かれていきますので
狭くてもスッキリとした部屋、安くて質の高いユニクロの服を着て
安全で長寿の国で暮らせることに日々幸せを感じながら生きていくことが出来ます。
まとめ
・日本は課題は多いが世界的に見れば恵まれた国である。
・それなのに日本人の幸福度が低いのは「足るを知らず」他人と比較するからである。
・ミニマリストになり自分の基準で判断できるようになれば幸せになれる。
以上皆様の参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
最近一気に寒くなりましたね体調にお気をつけて!!