投資金額が1000万円を超えたらどうなる?長期投資で感じた3つのリアル

「皆さん、投資は継続できていますか?」

2022〜2023年ごろ、「何があっても長期投資を続ける!」と宣言していた人たちをSNSでよく見かけました。
しかし2024年以降、そうした人たちの多くが静かに姿を消しています。

もしかすると、「長期投資(1年未満)」だったのかもしれませんね(笑)

それほど今の投資環境は厳しい。
円安・ドル高、インフレ、ウクライナ情勢、米欧の金利上昇、コロナ後の中国経済の停滞など、
投資をしていれば毎日のように不安になる要素ばかりです。

そんな中でも私は、S&P500とオールカントリーに毎月5万円以上の積立投資を継続中。
資産は1200万円を突破し、一時1300万円目前まで到達しました。

そして、ついに「含み益込みの投資金額が1000万円超え」を達成!

この記事では、
私が1000万円に到達して感じた「リアルな3つの変化」をお伝えします。

↓↓↓現在の資産残高↓↓↓

📊 1. 資産価格の変動が大きいと“感情”が試される

投資額が増えると、値動き1%のインパクトが桁違いになります。

例えば、2024年9月13日に発表された米国のCPI(消費者物価指数)では、
インフレが鈍化したものの市場予想を上回り、S&P500は**1日で−4.3%**下落。

もし1000万円分のS&P500を保有していたら、
たった1日で43万円のマイナスです。

月収20万円の人なら、2ヶ月分の給料が一瞬で吹き飛ぶ計算

正直、投資歴10年以上の私でも少しビビります。
これが初心者なら、パニック売りしてしまうかもしれません。

1000万円を超えると、
「数字」ではなく**“リアルなお金”**として感じるようになるため、
メンタルの安定がとても大切です。


🛡️ 2. リスクヘッジの重要性を強く意識するようになる

1000万円に近づいた頃から、私は株式一極集中を避ける投資を意識するようになりました。

もちろん、S&P500やオルカン(全世界株式)が長期投資の最適解なのは理解しています。
それでも、為替・金利・地政学リスクを考えると、「万が一」に備えた資産配分は欠かせません。

そのため、

  • 債券ETF(例:iシェアーズ米国国債20年超:TLT)

  • ゴールド(金ETF)
    など、株式とは逆の動きをする資産を少しずつ追加しています。

以前は「現金+株式」で調整していましたが、
円安が進む中で「円だけを持つリスク」も感じ始めました。

💬 現金を“守る”より、“分散して守る”意識へ。

こうしたリスク分散を学んだのも、投資額が増えた今だからこそ感じる実感です。


📚 3. やはり“知識”が投資継続の鍵

この数年のように、値動きが激しい環境になると、
**「知識のある人」と「なんとなく投資している人」**の差がハッキリ出ます。

たとえば、

  • なぜS&P500が優れているのか?

  • アメリカ経済の強さの根拠は何か?

  • 株主還元文化とは何か?

こうした基本的な理解を持っている人は、
どんな暴落が来ても「これは一時的な調整」と冷静でいられます。

逆に、YouTuberやSNSの情報だけを頼りに始めた人は、
不安から**狼狽売り(パニック売り)**してしまう傾向が強いです。

🔍 投資において“知識”は最強のリスクヘッジ。

だからこそ、他人任せにせず、
「なぜこの商品を買っているのか」を自分の言葉で説明できるレベルを目指すことが大切です。


🧾 まとめ:1000万円超えても“地味な積立”が最強

投資額が1000万円を超えたからといって、
生活が劇的に変わるわけではありません。

むしろ、「あぁ、やっとスタートラインに立ったな」という感覚に近いです。

10年以上、コツコツ積み立ててきた結果であり、
派手なことをしたわけではありません。

✅ 投資の本質は「自分の許容範囲で、続けること」。

短期間で1000万円を達成した人も素晴らしいですが、
経験を積まないままでは、値動きに振り回されてストレスになる可能性もあります。

だからこそ、焦らず・欲張らず・継続する
これが、私が1000万円に到達して改めて感じた結論です。


💬 最後に
投資は「一発逆転」ではなく、「小さな継続の積み重ね」。
これからもS&P500とオルカンへの積立を続けながら、
地味でも確実な資産形成を続けていきます。

少しでも皆さんの投資のヒントになれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA