時間を増やせるものにお金を使う
あなたは時間とお金どちらが大切でしょうか?カルフォニア大学の研究(約4400名の学生に向けてのアンケート)によると約70%の人は「お金」と回答しました。ところが「時間」と答えた学生のほうが幸福度が高かったという結果になりました。面白いですね!時給という概念が有るように多くの場合、「時間」と「お金」はトレードオフの関係にあります。
そして社会人の9割は日々時間が足りないと思っているというデータがあり、原因とトップが「仕事」でした。去年9〜17時の勤務で自分の時間が持てないと訴えたTikTokerに多数の共感が集まったニュースもありました。テクノロジーの進化によってどんどん世の中は便利になり、昔に比べて生産性は格段に上がっているはずなのに時間に追われる人は年々増加傾向に有ります。原因のひとつは適応時間が短くなっていること、口伝や本などが主な情報共有の時代に比べて現代はインターネットを通じて情報が一気に拡散します。多くの周りが知っていることは「常識」と呼ばれ、自分でも知っていてないと置いていかれてしまいす。
FIREブームも限りある時間が充実させたいというのが根底にあり、その時間が貴重な時代だからこそ自分の時間を生み出せるものにはお金を使う価値があります。代表的なものは現代の三種の神器といわれている掃除ロボット・乾燥機付き洗濯機・食洗機などですね!私は利用したことは無いですが、ウーバーイーツやネットスーパーなども自分の時間を増やせるサービスといえます。(サービス料に対して自分の時給が低いとただの浪費になってしまうのでそこには注意が必要です。)
健康にお金を使う
健康にお金を使うことはコスパの良い投資だと考えています。体調が悪くなると医療費がかかったり、通院・入院などで働く時間が減ればお金も稼げません。日本人の平均寿命は84歳ですが、介護などを必要としない健康寿命は73歳です。厚生労働省によれば、生涯にかかる医療費の平均は2,254万円で、このうち65歳から84歳までの約20年の医療費は1,098万円とされています。医療費の大半は65歳を超えてからかかるので、たとえ5年でも健康に過ごすことができれば医療費を大幅に減らして使えるお金を増やすことができます。
健康を意識するうえで特に重要なものは「食事」「睡眠」「運動」の3つです。
食事:食費を安くしようとすると炭水化物に偏りがちになってしまいますので、協会けんぽの生活習慣改善10カ条を参考に野菜・肉・魚などもバランスよく取りましょう。
睡眠:日本人の睡眠時間は先進国の中で最下位の6時間18分、7割が睡眠不足と言われています。原因の第一位は「仕事のしすぎ」といういかにも日本人っぽい理由ですが、睡眠不足は脳の働きが大きく下がる(二日酔いと同程度)ので、無理にでも早く帰ったほうが、生産性UP・睡眠時間UPといいことしかありません。
運動:厚労省によると運動の目安として「息が少しはずむ程度」「週2回以上」「1回30分以上」とされています。社会人の35%は運動不足といわれています。運動を怠ると肥満や生活習慣病、うつ病などの精神疾患になってしまう可能性もあります。
趣味にお金を使う
趣味など自分が好きなことにお金を使うことは、新たな知識・技能の習得やストレス解消につながります。趣味をつうじて新たに友人ができたり人生を豊かにしてくれます。価値観が多様化して情報発信も容易な現代であれば、趣味で得られた知識などを元にお金を稼ぐことができるかもしれません。大変ですがそこまでいけば趣味=仕事となり、充実すること間違いないでしょう。
ダメなお金の使い方
ダメなお金の使い方として「生きていく上であまりプラスにならず、生活をしていく中で不要なお金の使い方」になります。株式会社ビズヒッツによるとギャンブル、ゲームアプリへの課金、必要ないものを買う、安いから買うなどが挙げられていました。他にも手数料や借金・リボ払いの金利など本来であれば支払う必要の無いものにお金を使うパターンです。いくら欲しい物であっても家以外はローンを組んだり借金までして購入することは避けたほうが無難です。
まとめ
今回は有意義なお金の使い方についてご紹介でした。
- 時間を増やせるものにお金を使う
- 健康にお金を使う
- 趣味にお金を使う
番外編ですが、「寄付」も有意義なお金の使い方一つです。人間は社会的な生き物ですので、100円でも1000円でも寄付すると社会に対して貢献できる人間であると感じることができて自己肯定感がめっちゃあがります。私も少額ですが毎年Wikipediaに寄付しています。(大学時代のレポート作成にどれだけ貢献してくれたか…)、1年前にどんなお菓子を食べたかは覚えていませんが、寄付したことは記憶に残りやすく思い出すたびに気分もよくなります(完全に自己満足ですが笑)、今日の外食を自炊に切り替えて差額分を能登半島地震への寄付はいかがでしょうか?ぜひご検討ください!
少しでも皆様のお役に立てば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。