貯金がしないと一生労働確定!?今すぐ貯金を始めるべき理由

こんにちは。COBARUです。

今回はなぜ今すぐに貯金を始めないといけないのか
貯金をしていないと一生労働・終身労働をするはめになってしまうのか解説してきます。
理由は大きく分けて3つ

・退職金の減少
・インフレと年金受給額の減少
・年金受給年齢の変動

それぞれ解説していきます。

・退職金の減少

退職金は1997年の2,871万円をピークに2018年では1788万円と約25年間で1000万円以上少なくなっています。
原因は企業の財力の低下や企業の寿命が短命化している点、終身雇用制度の崩壊などが挙げられます。
変化の早い世の中で、同じビジネスモデルが通用せず淘汰されてしまったり、
中小の多い日本企業の平均寿命は23年程度と言われています。
大学卒業の22歳から65歳まで43年働き続けた場合、最低1回、多くの人は2回以上転職しなければいけません。
元々退職金制度は、本来従業員に払われる賃金を積立て退職時に従業員に払う制度です。
1つの会社に長く勤めることを前提に作られており、転職が一般的になった時勢にマッチしていません。
そうであれば、退職時に支払うのではなく、働いているうちに給与として還元するほうが年収も高く設定でき
人材の確保もしやすいと考えられます。政府も人材の流動化を勧めていることもあり、
今後も退職金が増えていくことは考えにくいです。
政府や企業が老後までは面倒見られないので、iDeCoやNISAなどの非課税制度を作ったから自分でなんとかしてね
というのが現在の状況です。

・インフレと年金受給額の減少
20年間インフレがほとんど起こらなかった日本にとって2022年は激動の年でしたね。
電気代や燃料、日用品、食料品すべての物が値上がりしているにも関わらず
給料は全く上がらなかったという方多いのではないでしょうか?
2022年のインフレは歴史的に見ても異常でしたが、今後も緩やかですがインフレは続いていくと考えております。
日本銀行のトップやアメリカ中央銀行(FRB)のトップもインフレ率は2%程度が経済成長をするためにも必要と
言っており、インフレ率2%を目指すために政策を実施しています。
仮に現在100万円で購入できる車もインフレ率が2%ずつ進んでいくと36年後には購入に200万円になっています。
加えて、年金受給額も年々減少しています。
日本は少子高齢化で労働人口がどんどん減り、年金受給者が増えています。
そのような状態で毎年同じ額の年金を国民に支払えるかというと難しいかなと思います。
国が借金をして払えば良いという考えもありますが、国の信用が落ち、機能していないと
インフレ&円安が更に加速して、一層厳しい状況になっていきます。

・年金受給年齢の変動
上記2つのような状態で現在どうように対応しているかといえば
年金受給年齢の引き下げを行い、65歳上の方に働いてもらうことで
年金を支払う人数と労働人口の確保している状況です。
ちなみに繰り下げ受給をすると、
一ヶ月あたり0.7%分を本来もらえる年金に加算され、1年間で8.4%年金が増額されます。
例えば、年間受給額が100万円で、受給開始が65歳の方が70歳まで年金受給を繰り下げた場合、
100万円×0.7%×12ヵ月×5年=年間42万円が増額という形になります。
現在は75歳まで繰り下げ受給ができますが、平均寿命が伸びている現代では80歳・85歳と延長されていくでしょう。
逆に考えると、老後に心配ないくらいにお金を貯めるか、
満足いく年金を貰えるまで労働を続けなければならないということです。
私の予想ですが、今後一律で何歳になったから老後という考えはなくなり、
老後の準備ができた人から仕事を辞めていくという流れになってくると思います。
一方、先進国全体でFIREが流行っていることから30代40代で退職する人と70代80代になっても
退職できないという2極になっていくことが考えられます。
同年代が退職していく中、衰えていく身体と頭でどんどん変わる世の中に対応しながら、
若者から影で老害と言われるような中、会社で働き続けるのは非常に大変だと思います。

まとめ
今回は今すぐ貯金しないと終身労働が確定してしまう理由について解説してきました。
今までのように退職金には期待できません。
現役時代から少しずつでも良いのでつみたてNISAなどの非課税制度を使って運用していきましょう。
今後はインフレが進みモノの値段が高くなり、年金受給額が減っていくことが想定されます。
老後を心配なく過ごすには老後資金を自分で貯めるか、労働期間を伸ばして対応するかの2択です。
早く仕事を辞めたいですか?働き続けたいですか?
3割の人は全く貯金できていないので今から行動すれば間に合います!
今日から行動を始めましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
少しでも皆様の参考になれば幸いです。

 

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