「褒められたい」
「認められたい」
「嫌われたくない」
承認欲求は、誰にでもあります。
むしろゼロだと社会生活が成立しません。
ただ、問題になるのは “強すぎるとき”。
頑張っているのに、なぜか心が満たされない。
評価されても不安が消えない。
一方で、SNSを見ると落ち込む。
こういう状態が続くなら、承認欲求が生活のハンドルを握っている可能性があります。
この記事では、承認欲求が強すぎると起きることを、心理の仕組みとして整理し、
最後に「現実的な整え方」まで落とし込みます。
この記事で得られることは3つです。
- 承認欲求が強くなるメカニズムがわかる
- 強すぎると起きる“症状”と行動パターンが整理できる
- 今日からできる対策(仕組み)が手に入る
結論から言うと、承認欲求が強すぎる状態は、
**「他人の評価に人生の主導権を渡している状態」**です。
そもそも承認欲求は「悪」ではない
まず誤解を解きます。
結論:承認欲求は生存戦略の一部です。
理由はシンプルで、人は群れで生きる動物だから。
集団からの承認があると、安心して生きられます。
逆に、拒絶されると危険だった。
つまり承認欲求は、昔から脳に備わっている機能です。
問題は、それが強くなりすぎること。
強すぎると、安心を得るために、代償を払いすぎます。
承認欲求が強すぎると起きること①:常に「評価待ち」になる
結論:承認欲求が強いと、自分の判断基準が外側に移ります。
理由:評価がもらえると安心するので、脳がそれを最優先にするから。
すると、自分の感覚より「他人の反応」が軸になります。
たとえば、こんな感じ。
- 投稿して“いいね”が気になる
- 返信が遅いと不安になる
- 褒められないと「価値がない」と感じる
- 成果が出ても「もっと上がいる」で落ち着かない
つまり、行動の目的が「自分の納得」ではなく、
「他人の反応」になる。
これが続くと疲れます。
なぜなら評価は自分でコントロールできないから。
承認欲求が強すぎると起きること②:人間関係が“消耗戦”になる
結論:承認欲求が強いほど、人間関係は「演じる場」になります。
理由:嫌われないように、好かれるように、
本音を隠して“正解ムーブ”を選び続けるから。
典型例はこれ。
- 断れない(NOと言えない)
- 嫌われるのが怖くて、無理に笑う
- 相手の機嫌を先回りして読もうとする
- 自分の話より、相手に合わせすぎる
一見、優しい人に見えます。
でも、本人の中ではいつも「緊張」があります。
そして一番怖いのは、
**「本音で関わる経験が減る」**こと。
関係性が浅くなり、安心が増えず、
また承認を求める……というループが起きます。
承認欲求が強すぎると起きること③:SNSでメンタルが削れる
結論:SNSは承認欲求の燃料になりやすいです。
理由:SNSは「比較」と「評価」が最短距離で手に入る場所だから。
- 他人の成功が流れてくる
- 数字(いいね、フォロワー)が可視化される
- 反応が早いほど快感が出る
ここで起きるのが、“もっと”の連鎖です。
- もっと反応がほしい
- もっと評価されたい
- もっと上にいきたい
でも、上には常に上がいる。
すると満足が一生終わりません。
結果として、
承認欲求が強い人ほどSNSに疲れやすい。
承認欲求が強すぎると起きること④:努力が報われても苦しい
結論:承認欲求が強いと、成果が「安心」に変わりません。
理由:評価を得ても、すぐ次の不安が出るから。
- 「今回だけかも」
- 「次は失敗するかも」
- 「もっとやらなきゃ」
つまり、努力が“報酬”ではなく“延命”になる。
これはしんどいです。
頑張るほど、心が消耗していきます。
承認欲求が強すぎると起きること⑤:お金と時間が溶ける(地味に深刻)
ここは見落とされがちですが、現実的に大きい。
結論:承認欲求が強いと、見栄コストが増えます。
理由:評価されるために「それっぽい自分」を作りたくなるから。
- ブランド、服、ガジェットで“格”を演出
- 交際費が増える(断れない)
- 外食・旅行・イベントで「充実してる感」を作る
- セミナーや教材を“買う”ことで安心する(学ぶ前に買う)
これ、資産形成にも直撃します。
COBARU的には、承認欲求が強すぎる状態は、家計の蛇口が開きっぱなしになりやすい。
なぜ承認欲求は強くなるのか:根っこは「安心不足」
結論:承認欲求が強い人は、安心が足りていないことが多いです。
理由:安心がないと、外から埋めたくなるから。
安心不足の原因は人それぞれですが、よくあるのはこの辺。
- 過去に否定されてきた経験
- 成果でしか価値を認められなかった環境
- 失敗が許されない空気
- 比較され続けた経験(兄弟・学校・職場)
承認欲求は、
「褒められたい」より「否定されたくない」が強い場合も多い。
だから、単に“自信を持て”では解決しません。
対策:承認欲求をゼロにするのではなく「飼いならす」
ここからが現実パートです。
結論:承認欲求は消せない。
だから、暴走しない仕組みにする。
① 自分の基準を作る(他人基準から戻す)
💡おすすめは「評価の言語化」です。
- 今日は何ができた?(小さくてOK)
- 何を大事にした?
- 何を我慢できた?
これを毎日1行でいいので書く。
他人の評価ではなく、自分の評価を回復させる練習です。
② SNSの接触回数を減らす(燃料を断つ)
✅ルール例
- 朝起きて1時間は見ない
- 夜は見ない(判断が弱い時間帯)
- 通知は切る
- 比較がきついアカウントはミュート
SNSをやめる必要はない。
でも“回数”は減らした方がいい。
③ 「断る」を練習する(消耗を止める)
断れない人ほど、承認欲求が暴走します。
使えるテンプレはこれ。
- 「今週は余裕がなくて…また誘って!」
- 「今日は早めに帰る日にしてる」
- 「行きたいけど、今回は見送るね」
角を立てずに断れる言葉を持つだけで、人生が楽になります。
④ “内側の承認”を増やす(最重要)
外の承認は波がある。
内側の承認は積み上がる。
内側の承認を増やす行動は、地味だけど強いです。
- 散歩(気分を整える)
- 筋トレ(自己効力感が増える)
- 読書(判断力が上がる)
- 自炊(生活の主導権が戻る)
つまり、承認欲求を整えるのは、
心理だけでなく生活でもできる。
「結果で価値が決まる」感覚に飲まれていた
正直に言うと、僕も昔は承認欲求が強めでした。
成果が出ると安心するけど、
次の日にはもう不安で、もっと頑張ろうとする。
評価をもらっても満たされず、
「もっと上がいる」と自分を追い込む。
これ、燃費が悪い生き方なんですよね。
そこから少し楽になったのは、
“自分の基準”を持ったからです。
- 今月も積立できた
- 無駄な買い物をしなかった
- 予定通り寝た
- やるべきことを1つやった
他人の評価じゃなく、
自分が自分にOKを出す回数を増やす。
これが、地味だけど効きました。
まとめ:承認欲求が強すぎると「人生の主導権」が外に出る
承認欲求は誰にでもある。
ただ、強すぎるとこうなります。
- 常に評価待ちで疲れる
- 人間関係が消耗戦になる
- SNSで比較してメンタルが削れる
- 成果が出ても安心できない
- 見栄コストでお金と時間が溶ける
だから大事なのは、
承認欲求を消すことではなく、飼いならすこと。
今日やることは1つだけ
まずはこれだけでOKです。
✅ SNSの通知を全部切る
これだけで「評価待ちの回数」が減ります。
回数が減ると、心が少し静かになります。
静かになったら、次に
「自分の基準」を1行書く。
それで十分、変わり始めます。
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