暴落時にやってはいけないこと

結論。みんなちょっと落ち着こう!笑

日銀の利上げと米国市場の景気の先行き不透明感から2024年8月5日は1987年10月20日のブラックマンデーの下落幅3836円を更新し、4451円を記録しました。

去年から株式市場は好調が続いており、今年からは新NISA制度もはじまり、コロナショック以降に始めた方は今回が初めて暴落かもしれません。

SNSをみてもかなり荒れており不安に思ってる人も多いので暴落時にやらない方が良いことを解説します。

①パニック売り

②パニック買い

③よく分からない情報を鵜呑みにする

 

①パニック売り

今回のような暴落時には、ニュースやSNSなどでネガティブなニュースが飛び交います。ブラックマンダーを超える過去最大の下落幅を記録、まだ下がる終わりの見えない下落みたいな感じです。

人間はポジティブな情報よりネガティブな情報に反応しやいので、再生数を稼ぎたいニュースやSNS上ではネガティブな情報が拡散しやすいです。

下落が起きる前は長期投資を予定していたはずです。実際にお金を引き出し始める15年20年後の株価が今より上がっていれば良いだけなので、今焦って行動するのは得策ではありません。

下がった時こそいつも通り積立投資を継続するのがリターンを最大化させます。

まだ下がりそうだから一旦ポジションを清算して、下がり切ったところで買い直そう、、、この考えは自分は株価が読めると言っているのと同じです。残念ながらそれは不可能です。株価が読めるなら今回の暴落時に空売りして大儲けしていたはずですよね?

②パニック買い

予想外のことが起きると人間は逃げるか戦うかの二択を選びがちです。パニック売りが逃げるという選択肢であれば無計画に買い増すのは戦うという選択肢を選ぶということです。

長く続いた原始時代、人間は捕食される側でした。急に虎やライオンなどの捕食者が現れた時ぼーっと考えていたらパクっとされてしまいますよね。そのため本能的に逃げる戦うなど何らかの行動をしなくてはならないとプログラムされています。

しかし、株式市場においては無計画な買い増しは被害を大きくなります。

これだけマイナスになったからすぐに戻るはず!ここが底などと自分勝手な判断をするのはやめましょう。自分がたまたま見た瞬間が底だったなんて奇跡は10年以上投資をしてますがありません。

暴落時に買い増しして良いケースは事前に決めたルールがあり、そのルール通りに運用する場合です。

高値から10%下落したら5万円買い増す。さらに20%下落したら10万円買い増すとかですね。

落ちるナイフは掴むな(どんなに魅力的な銘柄でもナイフが床に落ちてから、つまり底を打ったのを確認してから投資すべき)という格言通り急落中の株価は非常に危険です。

本能的に逃げるor戦うという判断をせず状況を注意深く確かめてから売るのか買うのか何もしないのか判断して行動しましょう。

③よく分からない情報を鵜呑みにする

人間パニックになると正常な判断ができなくなり普段なら絶対にしないような行動をとってしまいます。オレオレ詐欺の常套手段ですね。

投資でも、今回の暴落のことも分かっていたし、暴落時に確実に値上がりする商品があります!特別に教えるので知りたい方はDMかリツイートお願いします。みたいな感じです。このような怪しさ満点な発言から明日も絶対下がります・上がりますなどなんの根拠もない無責任な発言まで情報が錯綜しますので、くれぐれも詐欺や根拠のない情報に踊らされて損失を拡大しないようにしたいところです。

まとめ

結論としては、いつも通り淡々と積立投資を継続するのがベストです。今回の暴落でソワソワしたりパニックになってしまった方はリスク許容度を超えて投資している可能性が高いので、投資額を見直した方が良いかもしれません。

株価上昇時にはレバレッジをかけたり、信用取引をしている方がリターンが大きくなるかもしれませんが、暴落局面で一発退場になりかねません。

世界三代投資家と言われるジョージソロスも

まず生き残れ、儲けるのはそれからだ!という言葉を残しています。少しでも皆様の参考になれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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