電気代が値上がりして生活が大変な方も多いと思います。経済産業省 資源エネルギー庁によると年間の電気代使用料は下記の通りでした。
第一位 エアコン
第二位 冷蔵庫
第三位 照明
一番電力を使用するのはエアコンという結果となりました。割とイメージ通りの結果だったのではないでしょうか。
今回は使用料の多いこれらの家電の節約方法について解説していきます。役立つ内容なのでぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。
エアコン
環境省によると室温を夏季28℃、冬季20℃とすることを推奨しています。(注!設定温度ではなく室温です)冬場は重ね着、夏場は薄着にして設定温度を調整しましょう。外気と直接接触する窓にプチプチ(100均で売っています!)を貼ったり、厚手のカーテンをすることにより断熱効果があがり電気代が節約に繋がります。
また外出の30分前にはエアコンを切りましょう。ただし、電気代が一番かかるのは急激に温度を変化させる稼働時なので、頻繁にエアコンを付けたり消したりすると逆に電気代がかかってしまうので30分程度の外出であればつけっぱなしのほうが電気代がかかりません。
慣れないと大変に感じるかもしれませんが月に一度程度はエアコンのフィルターを掃除をしましょう。フィルターを取ってお風呂場でシャワーをかけるだけでOKです。慣れれば10〜20分くらいで出来ます。汚れが酷いときは中性洗剤と使い古した歯ブラシで洗いましょう。また室外機の近くにはものを置かないようにしましょう。
冷蔵庫
冷蔵庫の中身はなるべく少なくして壁との隙間はしっかりと確保しましょう。冷蔵庫には冷気がでる場所があり、そこが物で塞がってしまうと冷蔵機能が落ちて余計に電気代がかかります。冬場は設定温度を「弱」にしましょう。調理直後で熱い料理は冷ましてから冷蔵庫にいれるようにしましょう。
冷蔵庫とは反対に冷凍庫はなるべくものを詰めることで凍った食材同士が保冷剤の代わりとなるので電気代がかからなくなります。また冷蔵・冷凍両方に言えることですがなるべく開ける回数を減らす、開けている時間を減らすように心がけましょう。中身がすっきりしているとすぐに確認できるので整理整頓することをおすすめします。
照明
使用していない照明は消しましょう(当たり前?笑)、また輝度を調整出来る家電は明るさを下げましょう。ついでにテレビの明るさ(輝度)も調整して暗めにしましょう。初期費用は高いですがLEDにしたほうが年間1800円程度電気代を節約できます。2〜3年程度で元が取れますし、LEDの寿命は通常の白熱電球に比べて3〜10倍程度なので交換の手間も少なくて済むのでオススメです。玄関で夜間しか使用しなかったり、トイレなど頻度が少ない場所であれば人感センサー付きの照明に切り替えるのを検討しましょう。
番外編
省エネ家電に買い替える。
すぐには難しいかもしれませんが2010年以降は省エネ化がかなり進んでいるのでそれ以前の家電を使用している場合、新しく買い替えを検討すると良いでしょう。
2010年製のテレビ・冷蔵庫は買い替えると電力消費は2/3程度に抑えられます。
※エアコンは早くから省エネ化が進んでいたのでもし2000年以前のものを利用している場合は買い替えを検討すると良いと思います。
電力会社を乗り換える・プランを変更する。
電力会社を乗り換えても停電したり、供給が不安定になったりはしません。
新電力について簡単に説明すると今までは「発電」「送配電」「小売」を政府が認めた(東京電力など)会社が一貫して行っていましたが、緩和が進んで「小売」部分が色んな会社が出来るようになりました。(いままでイオンでしか買えなかった限定品をコンビニやイトーヨーカドーでも買えるようになった感じです。)
様々なプラン(電気が使われない時間帯に料金が安くなるプラン)や各種ポイントがついたり、参入会社のサービスを利用できたりといったメリットがあります。
まとめ
- 電気代使用料は1位エアコン 2位冷蔵庫 3位照明
- 省エネが進んでいるので古い家電は買い替える、電力会社やプランを変更する。
最後までご覧いただきありがとうございました。少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
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