こんにちはCOBARUです。今回は賢く買い物ができるようになるリセールバリューの考え方についてご紹介させていただきます。
1. リセールバリューとは?
リセールバリュー(Resale Value)とは、ある商品や資産が将来的に再販される際にどれだけの価値を持つかを指す指標です。購入した物品が将来的に売却された際にどれだけの金額で取引されるかという基準で、例えばiPhoneは中古でも高値で取引をされていることで有名です。去年発売されたiPhone14はアップル公式サイトでは、11万2800円(販売当初は11万9800円)ですが、中古スマホ販売の大手のイオシスでは現在9〜10万円で取引されています。
1年間使った後も7割以上の価格で売れるためiPhoneはリセールバリューが高いや値崩れしにくいなどと表現します。他にもリセールバリューが高いものとしてはロレックスの時計や定番デザインのハイブランドのバッグなどがあります。ロレックスはブランド力に加えて、希少価値、実用性が高く買ったときより、値段が高くなったという話もよく聞きますよね。
リセールバリューの高い・低いもの
リセールバリューの高いものの特徴として、必需品である、流行に左右されにくい、人気でブランド力がある、高品質で長期で使用可能、メンテナンスがしやすいなどがあげられます。いずれも需要に対して供給が少ないので、みんなが欲しがるので高値で取引されるということなので、例え条件に当てはまっていても過剰に供給されている商品だとリセールバリューは低くなる傾向です。
金額が高いものでいうとマンションなども挙げられます。一般社団法人不動産協会によると、首都圏のマンション価格は10年間で1.6倍になっています。リセールバリューが高いというよりもはや投資ですがw理由は材料費の高騰や人不足による人件費の高騰、人材会社にいますが建設関係に就職したい若手がかなり減っている印象です。家を買って住んでいるだけで値段があがるなんて夢のようですね。
反対にリセールバリューの低いものの特徴として、大量生産されていたり、電化製品などテクノロジーの進歩が顕著なもの、季節商品や特定の行事・イベントに関連するものが挙げられます。定番商品以外の流行の服やスマホ・PCなどがあげられます。元々低単価のスマホだと特に値崩れが顕著です。
リセールバリューの活用方法
リセールバリューを意識して賢く買い物するためには、売るときのことも考慮して商品を選びましょう。もしその商品を買ったら実際にどのくらいで取引されるかメルカリやラクマなどのフリマアプリで調べみるのがおすすめです。新品で同程度の性能の8000円の商品Aと10000円の商品Bがあった場合、中古市場で8000円の商品Aが2年後に2000円取引されていれば1年あたりの費用は3000円、10000円の商品Bが2年後に5000円取引されていれば1年あたりの費用は2500円となり、10000円の商品のほうがお得という計算になります。
積極的にフリマアプリなどを活用しましょう。必要な時に買って不必要になったら売るというのを繰り返すと手間は多少かかりますが、総合的に支出を抑えることができます。フリマアプリを利用してレンタルとして使うような感覚が近いでしょうか。また、当然かもしれませんが売る時のことも考えて商品は大切に使いましょう。
人によっては中古品を使うのに抵抗が有るという人もいるかも知れません。その場合はジャンルを絞ったり(直接肌に触れない商品など)、新古品・未使用品などを活用するのがおすすめです。個人的には口にする食材はかなり抵抗ありますが、その他別にいいかな〜という感じです。新品との中古の性能差と金額を考慮して購入するようにしています。(結局買わないという選択をすることもしばしばw)
ちなみに2022年にメルカリの行った調査によると中古に抵抗がないと答えた人は全体の53%(コロナの流行り始めた2019年は47%)という結果でした。物価高の影響もあるかもしれませんが、中古を気にしない人も結構いるなぁという印象でした。
まとめ
- リセールバリューとは将来売却したときの価格。
- リセールバリューは需要と供給で決まる。
- 購入前に中古市場で値段を確認する。
- レンタル感覚でフリマアプリを使いこなす。
- 性能と金額で新品か中古を選ぶ。
少しでも皆様のお役に立てば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。
あと、全然関係ないのですが最近、「薬屋のひとりごと」というアニメにはまってます🤩アマプラで見れるのでぜひ〜🥳