リスク許容度は大丈夫?【やっぱり最強!?】インデックス投資

こんにちはCOBARUです。早いもので11月が終わり、今年も後1ヶ月ですね、皆さんは投資の成績はいかがでしょうか。今回は年初から主要指数の振り返り、順調な時にこそ気をつけたいリスク許容度、やっぱりインデックス投資が最強な理由について解説していきます。

日経平均とS&P500のパフォーマンス

日経平均は11月30日の終値時点で33,486円、年初(25716円)から30%以上増加、S&P500指数も現在4550P、年初(3824P)から19%増加しています。然るべきところにコツコツと投資を続けている人は順調に資産が増えている方が多いかと思います。年初に日経平均に連動する投資信託を100万円分買っていたら130万円なったと考えるとす今年の上昇率はすごいですね。勇気を出して投資を始めていた方は本当におめでとうございます。

投資は順調でも・・・

調子が良いときほど陥りがちなのが、ついついリスクを取りすぎてしまうこと。株価が調子が良いときは、どんどん資産が増えていき、投資をしていない=機会損失と考えて、自分のリスク許容度以上に投資してしまうこと。万が一暴落がきて、その時になって「こんなはずでは、、、」と後悔しないように、含み益があるうちに、投資額と現金比率や、利確・損切りラインを改めて確認しておきましょう。

過去の1日単位での最大暴落率は下記の通りです。

  • リーマンショック:‐45.40
  • ITバブル:-44.32%
  • コロナショック:-29.53%

仮に1000万円投資していて、リーマンショック級の暴落があった際、1日で口座から454万円がぶっ飛びます。オハギャーなど言ってる場合じゃないかもしれません。Xは荒れ狂っていることでしょう。なんせ日本人の平均年収より大きい金額です。高級な車がローンなしで購入できます。50万円かかる旅行に9回も行けます。20万円のタワマンに2年弱住むことができます。私にとっては2年分以上の生活費ですw

もちろん極端にリスクを恐れる必要はありませんが、100年に一度といわれる暴落は、8〜10年に一度くらい起きています。2000年以降に限っても、ITバブル崩壊、アメリカ同時多発テロ、リーマンショック、東日本大震災、チャイナショック、コロナショック、、、様々な要因で今後も暴落がくることは間違いないので、暴落が着た時にしっかりと準備をすすめておきましょう。

完全に偏見かもしれませんが、日本人は投資を全くやらない or 過剰に投資をしているのどちらかが多い気がしますw

インデックス投資が最強な理由

暴落に備えてと書きましたが、インデックス投資をつみたてしている人にはむしろ暴落はチャンスです。なぜなら、過去データからS&P500や全世界株式の指数はことごとく暴落から立ち直り、最高値を更新してきました。1980年以降、15年以上の期間を投資していれば、どの期間から始めても必ず収支はプラスになっていました。暴落時にインデックス投資を継続さえすれば、その後、指数が上昇した時、ものすごく安い金額で買うことができています。暴落後に元の株価に回復するまでは、ITバブル崩壊後(+同時多発テロ)で約6年、リーマンショックで5年、(オイルショック・ブラックマンデー・コロナショックは数ヶ月〜4年程度)なので、暴落から5年くらいの期間を見ていればその後は、株価上昇というご褒美を貰えることになります。

(但し日本は、1989年12月29日につけた38,915円を未だに超えられていませんがw)

インデックス投資の良いところは、タイパ・コスパに優れていることもあげられます。一度商品を選んでつみたて設定をするだけです。あとは何もしなくても自動でやってくれます。しかも年間4〜10%成長といわれている平均リターンの恩恵をうけることができます。個別株でこの平均リターンを出そうと思うと、業界や銘柄の知識、売買タイミング、テクニカル分析、ファンダメンタルズ分析などいろんな勉強が必要なうえ、平均リターンを上回れる保障はありません。むしろ、10年単位でみるとプロの運用する9割のアクティブファンドは、インデックスファンドに負けるというデータもあります。

手数料(信託報酬)についても、有名なeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)であれば0.1%程度です。

(株式市場が順調なときにだけ長期投資家を名乗る人が多くなる現象に誰か名前をつけてほしいですw)

投資をしないとインフレに負ける

最近インフレがニュースになることが多いですよね。例えば現在、2000万円持っていたとして、これから毎年2%のインフレが続くと、20年後は2000万円の実質価値は1346万円(33%減)になります。これまでの日本はデフレでしたから、貯金をしておくことが最適解の一つだったかもしれません。1990年代は銀行預金も年利7%の時代もあったようなので、しかし今後もインフレが続くなら、考え方をアップデートする必要があるかもしれません。基本的には株式や不動産はインフレに強い商品なので、一部もっているだけでもインフレリスクを軽減することができます。

投資をしていない人といいましたが、「円」という商品に100%投資している状態と言い換えても良いでしょう。通貨も日本円の他にドルやユーロなどがあり、株式や債権やゴールド等の貴金属やREITなど、様々な金融商品がある中、円だけに偏っているのは逆にリスクとは感じないでしょうか?確かに日本に住んでいるので円を使いますが、iPhone価格が年々値上げしているように、海外の影響を受けるので、資産の一部をドルやユーロなどに変えておき、交換時より円高であれば円を使い、円安になったら変えておいたドルやユーロを使うというのも一つの手段かと思います。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)やeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)はドルベースの資産なので、ドルが高くなれば(円安になれば)資産額が増えます。

まとめ

  • 日経平均やS&P500は絶好調。
  • 投資が順調なときこそリスク許容度を確認することが大切。
  • どんなときでもインデックス投資は継続する。
  • これまで指数は必ず回復して最高値を更新している。

少しでも皆様のお役に立てば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。

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