こんにちはCOBARUです。今回はよりよい人生を送るためになぜ今後ますます金融リテラシーが大切になっていくか、金融リテラシーがないとどうなるか、金融リテラシーを向上させるためにはどうすればよいかなどを解説していきます。
金融リテラシーとはなにか?
金融庁は「経済的に自立し、より良い生活を送るために必要なお金に関する知識や判断力のことです。」と定義しています。
簡単にいってしまうと詐欺などからお金を守り、適切な金融商品を購入したり、突発的な危機の回避、お金のかかるライフイベントについて準備をして、豊かな人生を送りましょう、というところでしょうか。
多様化するライフスタイル
昭和や平成ではある意味、人生とはこうやって過ごしましょうという模範・目標のようなものがあったと感じます。
有名大学に進学、大手企業に就職、30歳で結婚、35歳には子供が二人、38歳でマイホームを購入して、55歳で子供が独立、60歳で退職金をもらって、悠々自適な老後生活、、、
一方で現代はライフスタイルが多様化しておりライフイベントにかかる費用の大きさや個人によって大きく変わります。
結婚しない方や子供を持たない家庭が増えが「結婚」「出産」「教育」によってかかる費用。
マイホームを買わないことを選択をした場合「住宅ローン」の費用がなくなり、「賃貸」の費用。
年金支給の年齢も選べるようになり、働き続けることができる年齢も変わりました。
人生において自由度が増した分、自分の行動には責任を伴うようになります。私達が生きる上で必要な「お金」に関しての知識が有るか無いかで、人生の充実度が左右されるのは想像に難くありません。
金融リテラシーないとどうなる?
近年はインターネットの発達で投資詐欺や、SNS・偽メール・偽サイトを経由したフィッシング詐欺、マッチングアプリでの詐欺や亜種を含めた振り込め詐欺など手口も多様化し、低年齢の被害者も増えています。
クレジットカードのリボルビング払い(リボ払い)や高金利ローンなどの危険性を理解しないまま利用してしまったり、詐欺とは言わないまでも、不動産業者や銀行員からリスクの割にリターンの少ない投資商品を進められるままに購入してしまったり、お金がないために闇金や闇バイトに手をだしてしまい、自己破産や最悪犯罪者となってしまう可能性があります。
お金がない状態だと支払いのことで脳のリソースが奪われ、適切な判断ができなくなることも実験によって証明されています。心配ごとが多いと仕事が手につかないのと似ていますね。
金融リテラシーを身につける
金融リテラシーを身につけるにはどうすればよいか。これはもうお金についての勉強をするしか無いです笑、幸い今はYou Tubeやブログなどで色々な方が信用に足る情報を発信してくれています。(このブログもぜひよろしくお願いいたします!宣伝w)、資格自体を取らなくても良いのでFP三級の勉強をするのも良いでしょう。You Tubeの「ほんださん/東大式FPチャンネル」が分かりやすくておすすめです。
「保険、クレジット、ローン、金利、複利効果、インフレ、デフレ、為替」このあたりの用語や特徴を覚えておくだけでも、金融リテラシーを向上をさせることができます。例えば「資産形成において、複利効果は長期なればなるほど高い効果が得られる」ということがわかっていれば、若いうちから投資する大切さが理解できるはずです。
情報をそのまま鵜呑みにしないで複数の情報源を確認したり、相場はどのくらいか、その情報を発信している人はどのような立場なのか、信頼できる公的機関からの情報なのかどうかを調べるのも大切です。当たり前ですが生命保険会社の営業であれば生命保険を売ることが仕事です。保険に入ることもメリットは教えてくれますが、公的な保障のことについてはしっかりと説明してくれないことも有るかもしれません。
金融リテラシーの低い方の特徴として、短絡的に考えたり、自ら進んで勉強しようという意識が低い傾向にある気がします。65歳になった時に今は貯金がないけど2000万円必要だから来年まで貯めようと思っても無理ですよね。目標に対して長期的な視点をもって取り組みましょう。
最低限身につける金融リテラシー【金融庁】
金融リテラシーマップ
政府広報オンライン
まとめ
金融リテラシーを身につけることは、現代の多様なライフスタイルに対応し、自分の未来をしっかりとコントロールするために重要です。詐欺やリボ払いの危険性を理解し、賢い投資や資産形成を考えることで、将来に備えた安定した生活が実現できます。情報を信頼性の高いものから得る意識や長期的な視点を持つことが、金融リテラシーを高める鍵となります。信頼できる金融庁や政府広報オンラインなどの公的機関の情報も活用しながら金融リテラシーを高めていただければ幸いです。少しでも皆様のお役に立てば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。