あなたは今、周囲との人間関係に悩んでいませんか?
「嫌われる勇気」で有名な心理学者のアドラーは
《すべての悩みは対人関係の悩みである》と言いました。
そんな中誰からも信頼されて好かれる人がいます。
その違いは「言葉使い」にあると書かれています。
何気ない会話の中で思いやりのある「ひと言」をさりげなく添えることで
相手に安心感や説得力を与えてることができます。
しかし、この「一言」が足りないばっかりに人間関係で損をしてしまうという方がたくさんいます。
本書では相手や状況に応じて添えると効果的な「ひと言」具体例を交えて紹介してくれています
私は、年間50冊以上の本を読んでいますが、すぐに実践できてかつ効果が期待できるとおもいましたのでご紹介させていただきます。
著者の森 優子さんは株式会社リクルートでの営業や銀座のクラブホステスで働く中で
まざまな業界の成功者と接点を持ち、その経験をもとにコミュニケーションスキルをアップさせるコンサル事務所を開業しています。
※『雑談が上手い人下手な人』『嫌なことを言われた時のとっさの返し言葉』の本も出版。
私も同じ人材業界に勤務であり、「人材」を取り扱うなか伝え方が重要さは
身をもって感じていることもあり本書に非常に共感を持てました。
はじめまして〇〇です
→はじめまして〇〇です。「お目にかかれてうれしいです。」
人は特に初対面では自分が相手にどう思われているか
心のどこかで不安に思っているものです。
お目にかかれてうれしいというのは
自分のことを全肯定してくれる言葉ではないでしょうか?
そんな言葉をかけてもらえたらその人のことをおざなりにはできませんよね
ありがとうございます
→「本当に」ありがとうございます。
言い方に温かみがないと相手に感謝の気持ちが伝わらない場合があります。
前職の飲食店長時代では、言葉とともに自然な表情(笑顔)を添えるようにと教えてもらいました。
しかし慣れていないと自然な笑顔というのは難しいものです。
そこでありがとうございますの前に「本当に」という言葉と添えると
気持ちが上乗せされて相手に伝わりやすくなります。
おもしろかった
→いや〜おもしろかった
リアクションの大きい人はそれだけで好かれますよね!
本当にありがとうございますの部分と似たような感じですが
相手の感情がわかると親近感を覚えるものです。
無表情なクールキャラがモテるのは漫画の中で世界かよっぽどのイケメンか美女だけです。
自身がイケメン・美女ではないとおもうのでしたら積極的に感情を表に出していきましょう!
あぁ〜、いや〜、うわ〜、ええ!、おお!などの「あいうえお」から
状況に合わせて使っていきましょう!
私はこう思います
→〇〇さんのおっしゃることはよくわかります。でも私はこう思います
よく人と対立してしまう人がやってしまいがちな言葉使いです。
まずは相手の意見を肯定して承認欲求を満たしてあげてから反対意見を言うようにしましょう。
真っ向から意見を否定されたと思った人は自尊心から決して意見を曲げようとしなくなります。
上司や同僚が意見を聞かない頑固者だと思っている方もぜひ試してみて頂きたいです。
一度肯定されることで、相手もこちらの意見に対して「確かに!」と思ってくれる可能性があがります。
コミュニケーションスキルをあげようと努力しているあなたのほうが
少しだけ大人な対応してあげましょう!
学歴なんて関係ないですよ
→これからは学歴より、学習歴ですよ
実はこれが今回の記事で一番伝えたかったことです。
コンプレックスというのは本当に厄介ですよね。
特に学歴というのは日本ではまだまだ神聖視されている印象があり、変えられない部分でもあります。
いくら周囲が「学歴なんて関係ないですよ」と言っても納得して貰えないことが多いです。。。
個人的には確かに学歴というのは社会に出るときのスタートラインかもしれません。
しかし、いくら学歴が良くても、社会に出てから努力せず、停滞していたら、
スタートラインから一歩も進みません。
「これからは学歴より、学習歴ですよ」というのは学歴以外に自分の頑張ってきたことを認めてもらえる
素敵な言い回しだなと思います。
逆にいうと学歴が良いからあの人は年収が高いとか役職が上というわけでなく、
学歴があり、学習歴も伴っているからこそ今の地位にいる人が大半かと思います。
ただ、会社によっては学歴を重視しているところもまだまだ少なくありません。
しかし、学歴ばかり重視している会社がこれから伸びるとは到底考えられないので
自分でやるべき努力をしても認められない会社なのであればとっとと辞めてしまいましょう!
学習歴を磨いてきたあなたを欲しがる会社はいくらでもあります。
まとめ
今回は、森 優子さんの「感じのいい人はこのひと言で好かれる」の解説と
自分なりの意見についてまとめさせていただきました。
今ならアマゾンプライム会員であれば無料読めますのでぜひ下記リンクから読んでみてください。
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