「IQテストは頭の良い人しか解けない」
そう思っている人は少なくありません。しかし、実際のIQテストは知識量を競う試験ではなく、「限られた情報から規則性を見つける力」を測るテストです。
もちろん、生まれ持った能力の影響を完全に否定することはできません。しかし、図形問題の多くは考え方を知っているだけで正答率を大きく上げられます。
ネットの中では信憑性が高いと噂のノルウェーメンサ試験で最高得点が取れたのでIQテストで頻繁に出題される図形問題を中心に、初めての人でも実践できる「7つの解き方」を紹介します。
↓↓↓ノルウェーメンサ↓↓↓
https://test.mensa.no/Home/Test/en-US

IQテストとは?
IQ(Intelligence Quotient)は、日本語では「知能指数」と呼ばれます。
一般的なIQテストでは、次のような能力を総合的に測定しています。
- 論理的思考力
- パターン認識能力
- 空間認識能力
- 抽象化する能力
- 問題解決能力
学校のテストとの大きな違いは、知識ではなく「考える力」が重視されることです。
例えば歴史の年号や英単語を覚えていても、IQテストではほとんど役に立ちません。
代わりに重要なのは、「規則性を見つける観察力」と「仮説を立てて検証する力」です。
IQテストはセンスではなく考え方で解ける
IQテストを解いていると、
「なんとなくこの答えっぽい」
と勘で選びたくなることがあります。
しかし、高得点を取る人ほど勘ではなく、次の流れで考えています。
- 観察する
- 仮説を立てる
- 検証する
- 一番自然な規則を採用する
この流れを身につけるだけでも、正答率は大きく変わります。
IQテストを解く7つの思考法
① 図形を細かく分解する
初心者ほど図形全体を眺めてしまいます。
しかし、高得点者は図形を細かな要素に分けて考えています。
確認するポイントは次のとおりです。
- 向き
- 線の本数
- 黒と白
- 図形の種類
- 図形の数
- 大きさ
- 位置
- 開いている方向
- 重なり方
「何が違うのか」を言葉にできるようになると、規則性が見えやすくなります。
② 横だけでなく縦・斜めも見る
多くの問題では横方向だけでは規則が成立しません。
そのため、次のような見方を試してみましょう。
- 横方向
- 縦方向
- 左上から右下
- 右上から左下
さらに難しい問題では、複数の列や行を組み合わせて規則が作られていることもあります。
「横で分からなければ縦」という発想を持つだけでも、解ける問題は増えていきます。
③ 変化しているものを探す
IQテストでは、「変化」に規則が隠れていることがよくあります。
例えば、
- 90度回転
- 180度回転
- 左右反転
- 上下反転
- 時計回り
- 反時計回り
- 図形が増える
- 図形が減る
- 移動する
このような変化が一定のルールで繰り返されていないか確認しましょう。
④ 変わらないものにも注目する
意外と見落としやすいのが、「変化しない要素」です。
例えば、
- 外枠だけは同じ
- 図形の総数は変わらない
- 黒い図形の数だけ一定
- 中央だけは固定
変わる部分ばかりを追いかけるより、「何が固定されているか」を確認すると規則が見えやすくなることがあります。
⑤ 複数のルールを疑う
難易度が高い問題では、ルールが一つだけとは限りません。
例えば、
- 図形は90度回転する
- 同時に黒い図形が1つ増える
このように、複数の変化が同時に起きているケースがあります。
一つのルールだけで説明しようとすると、途中で矛盾が生じることがあります。
⑥ 選択肢から逆算する
どうしても規則が分からない場合は、問題ではなく選択肢を見る方法も有効です。
例えば、
- 黒い図形が3つある選択肢は1つだけ
- 回転しているのはこの選択肢だけ
というように、「あり得ない選択肢」を先に消していくことで、正解を絞り込めます。
⑦ 最もシンプルな規則を選ぶ
IQテストでは、複雑すぎる説明が必要な規則は採用されにくい傾向があります。
複数の仮説が成り立つ場合は、
「最も少ない仮定で説明できる規則」
を優先しましょう。
これは論理学でいう「オッカムの剃刀」にも通じる考え方です。
IQテストでよく出るパターン
図形問題では、次のようなパターンが頻繁に登場します。
- 回転
- 左右反転
- 上下反転
- 移動
- 図形の追加
- 図形の削除
- 重なり
- 対称性
- 白黒反転
- 線の増減
- 図形の分割
- 図形の合成
これらを知っておくだけでも、初見の問題に対応しやすくなります。
いくつか実際の問題を解いてい見ましょう。


この問題は
回転・移動・図形の追加の3つの要素が組み合わさっています。
左上から中央上にかけて黒のブロックが時計回りに回転して、黒のブロックが増えていることがわかります。
中央上から右上にかけても黒のブロックが回転しつつ、ブロックが増えています。
2段目も同様に回転しつつ、ブロックが増えています。
この法則に当てはめて答えは「E」となります。
ちなみに左から右にかけてブロックがひとつづつ増えている。ということさえ分かれば5ブロックがあるのはEのみなのでこの問題には回答することが出来ます。


こちらの問題はどうでしょうか?
回答する要素としては回転・移動が関係します。まずは上段横列を見てみます。
「・」の位置は変わらず、「□」が時計回りに動いています。
中央段も同様に「・」の位置は変わらず、「□」が時計回りに動いています、右の図を見ると

「・」と「□」が重なって両方の図形が見えています。難しい問題になると重なった部分が変化したり、隠れたりするパターンがでてくるので頭の片隅に入れておくと正答率があがります。
この問題の回答は「□」を時計回りに進めた「D」になります。


この問題は図形の追加・図形の削除の組み合わせです。
上段の横列を見ると左と中央の図形の交わっていない部分が合体して、線が交わった部分は削除されています。
中段も同様に線が交わっている四角形の上と右部分が消えています。
そのため正解は「A」となります。


この問題は横列を基準に考えて、左と中央の足し算引き算で右の図形が決まるという法則です。
上段の「■」を見てみましょう
左の左側に「■」がひとつ、中央の左側に「■」がひとつ→左側同士なので足して、右の図の左側に「■」がふたつ
次に上段の「□」を見てみましょう
左の左側に「□」がふたつ、中央の右側に「□」がふたつ→左右なので引いて、右の図の「□」はなし
中段は左と中央の図の右側に「□」がそれぞれ1つずつあるのでそれを足して右図が完成しています。
同様に下段は左に「□」がひとつ、中央の右側に「□」がみっつ→左右なので引いて、右の図の右側に「□」が2つあるものが正解になりますので正解は「C」


一見すると法則性が分かりづらいですが斜め軸で考えるとわかりやすいです。

上の図のように357、168、249に分けてみましょう
357の場合



こうすると少し法則が見えてきます。まず「●」は変化はないですね。
「◯」については少しわかりにくいですがふたつの「◯」が時計回りに動いているように見えます。
168の場合も見てみましょう



まず「●」は同様に変化なしですね。
「◯」についてもふたつの「◯」が時計回りに動いていることがわかるので
正解は4の図から「◯」を時計回りに移動したAが正解になります。
IQが高い人の考え方
IQが高い人は、最初から正解を思いついているわけではありません。
むしろ、
- 小さな特徴を観察する
- 仮説を立てる
- 当てはまるか検証する
- 違えばすぐに捨てる
という試行錯誤を高速で繰り返しています。
つまり、「ひらめき」だけではなく、効率よく仮説を検証する習慣が強みになっています。
IQテストでやってはいけないこと
- 第一印象だけで決める
- 一つのルールに固執する
- 横方向しか見ない
- 全体だけを見て細部を見ない
- 時間をかけすぎる
難問に時間を使いすぎるより、一度飛ばして後から戻るほうが全体の得点につながることもあります。
IQテストは練習で伸ばせる
IQそのものについては、短期間で大きく変えることは簡単ではありません。
一方で、IQテストの「解き方」には慣れの要素があります。
図形を分解して観察する習慣や、複数の規則を比較・検証する練習を重ねることで、初見の問題でも落ち着いて考えられるようになります。
また、解き終わった後に「なぜその答えになるのか」を振り返ることも重要です。正解した問題よりも、間違えた問題を分析する方が学びは大きくなります。
まとめ
IQテストは知識量を競う試験ではなく、規則性を見つける思考力を測るテストです。
高得点を目指すためには、図形を細かく分解し、横・縦・斜めなど複数の視点から規則を探し、仮説を立てて検証することが欠かせません。
今回紹介した7つの思考法を意識しながら練習を続ければ、図形問題への苦手意識は少しずつ減っていくはずです。
大切なのは、「答えを当てる」ことではなく、「なぜその答えになるのか」を説明できるようになることです。その積み重ねが、IQテストで安定して高得点を取るための近道になります。
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