2024年から新NISAが始まり、日経平均は34年ぶりに1989年のバブル期につけた3万8915円超え、2000万円問題を始めとする先行き不透明感から投資を始める人が急増しています。
2024年がはじまってちょうど半年になりますが、投資環境の変化が激しい年だと感じます。
私の周りでも実際につみたて投資をはじめたよ〜という方や、投資に興味があるから教えてほしいと言われることが増えました。
最近では20代の約3割が投資をしているというデータもあります。末恐ろしい世代ですね、、、
金融広報中央委員会の調べによると令和4年度の金融資産保有額の平均は176万円、より実態の近い中央値では20万円と平均値と中央値の差が大きいです。
金融資産非保有世帯と100万円未満を合わせると20代の6割以上は資産が100万円未満。
データが違うので単純比較はできませんが、20代で資産を保有している人の半分は投資をしている計算になります。
今の20代はなぜ投資にこんなにも積極的なのか?
理由の一つに「終身雇用制度の崩壊」が挙げられます。
求人サイト大手のエン・ジャパンの調べでは34歳以下の若手の8割は終身雇用に期待していないというデータがあります。
老後2000万円問題を始めとして自分の将来を就業先の企業や国には頼れないので自助努力の手段として投資が選ばれていると考えられます。
また、近年ではiDeCoやNISAといった税制優遇制度や手数料が安くリスク分散されたインデックスファンドにネットから簡単に投資できるようになったり、優良な書籍やユーチューブなどにアクセスできるようになった環境の変化も要因の一つかと思います。
今後は投資をしている人としていない人の格差がますます拡がっていきます。
単純に投資をしている人のほうがマネーリテラシーが高い傾向にあるのもありますが、
投資を始めると明らかにムダ遣いが減ります。すでに投資をしている人であれば同意いただけると思うのですが
例えば手元に100万円あったとして、今までは何も考えずに欲しいものを買っていたのが、
投資を始めるとこの100万円をもし投資に回したらこのくらい利益がでるな、、、という思考が働き購入に慎重になります。
それでも欲しいと思ったものであれば購入したときの満足感も大きいでしょう。
現在40代50代の方で今更投資をはじめるのは遅すぎると躊躇している方も多いと思いますが、
iDeCoは2016年から、NISAも新制度が始まったのは2024年からと比較的新しい制度で、現在も6割の人はまだNISA制度を利用していません。
私が投資を始めたのは10年以上前ですが当時はS&P500などに連動する低コストで優良なインデックスファンドはなく、外国株を買うのにネット証券でも2000円くらい手数料を取られていたので、現在の投資環境は非常に良いです。
あれこれ迷って投資する期間が短くなるより少額からでも始めるほうが良いと思います。
実際に始めると思ったより簡単だったなという印象を受けるはず!
今ならSBI証券か楽天証券がおすすめです。どっちが良いかといわれるとどっちでも良いです。いや、マジで笑
時期によってサービス内容も変わりますし、一方が取引手数料を0円にしたらもう一方も追随して取引手数料を0円にするみたいにお互いに意識しながらサービスを展開している感じで、強いていえば普段から楽天のサービスを使っている場合は楽天証券、それ以外ならSBI証券、迷うようなら両方開設しても手数料等は一切かかりませんので安心してください。
まとめ
- 20代の約3割は投資をしており、資産を持っている2人に1人は投資をしている。
- 投資をしている理由は終身雇用の崩壊などの先行き不透明感からだと考えられる。
- NISAなどの制度は比較的新しくできたものであり、現在の投資環境は非常に良く、始めるのに遅いということはない。
少しでも皆様のお役に立てば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。