はじめに|「投資は早く始めたほうがいい」と言われるけれど…
「若いうちから投資を始めろ」
そんな言葉を聞いたことがある人は多いと思います。
でも正直、こう思いませんか?
- 少額しか出せないのに意味ある?
- 今から始めても遅いのでは?
- どうせお金がある人が有利でしょ?
そんな疑問に、たった一つの物語で答えてくれるのが
“投資のジャックとジル”の話です。
投資のジャックとジルとは?まずは物語から
物語はとてもシンプルです。
ジャック
- 18歳から25歳までの8年間だけ投資
- 毎年50万円ずつ投資
- 合計投資額は400万円
- 26歳以降は一切追加投資せず放置
ジル
- 26歳から65歳まで40年間投資
- 毎年50万円ずつコツコツ投資
- 合計投資額は2000万円
さて、65歳時点で資産が多いのはどちらでしょう?
ほとんどの人がこう答えます。
「40年も投資したジルでしょ」
しかし、条件次第では
ジャックのほうが最終的に多くなるのです。
なぜそんなことが起きるのか?
答えは一言。
時間 × 複利の力です。
複利とは?「雪だるま」を想像してほしい
複利とは、
「利益がさらに利益を生む仕組み」です。
たとえば、
- 100万円が10%増える → 110万円
- 次の年は110万円に10% → 121万円
増えた分にも利益がつきます。
これを毎年繰り返すと、
雪だるまのようにどんどん大きくなります。
ポイントは、
転がしている時間が長いほど大きくなることです。
数字で見てみよう(年利10%の場合)
仮に年利10%で運用できたとします。
ジャック
- 投資額:400万円
- 8年間投資
- その後は約40年間放置
→ 65歳時点で 約8000万円超になるケース
ジル
- 投資額:2000万円
- 40年間コツコツ投資
→ 約7000万円台になるケース
※あくまで単純シミュレーション例
ここで重要なのは、
ジルのほうが5倍も多く投資しているのに、
時間の差で逆転される可能性があることです。
この話から学べる3つのこと
① 投資は「金額」より「時間」
多くの人は、
「もっと余裕ができたら始めよう」と考えます。
しかし実際には、
金額よりも“時間”のほうが強力な武器になります。
② 完璧なタイミングは不要
「暴落したら始めよう」
「もっと知識をつけてから」
こうしているうちに、
最強の資産である“時間”を失います。
③ 少額でも早く始める価値がある
月1万円でも、
20代から始めるのと40代から始めるのでは大きな差が出ます。
ジャックの物語は、
早さの価値を教えてくれます。
「でも今からじゃ遅い?」と思った人へ
ジャックとジルの話は極端な例です。
現実の利回りは変動しますし、
必ずしも10%で増え続けるわけではありません。
ただし一つだけ確かなことがあります。
今日が、あなたの人生で一番若い日です。
今始めれば、
そこから時間は味方になります。
長期投資が怖い人へ
もちろん、長期投資にもリスクはあります。
- 暴落は起こる
- 利回りは保証されない
しかし、時間を分散しながら積み立てることで、
リスクは平均化されやすくなります。
短期で勝とうとするより、
長期で“育てる”発想のほうが再現性は高くなります。
よくある質問(FAQ)
年利10%って現実的?
長期的に見れば、
株式市場の平均リターンはそれに近い数字になることもあります。
ただし保証ではありません。
途中でやめたらどうなる?
複利は“続けること”で力を発揮します。
途中で取り崩すと効果は弱まります。
インデックス投資でも同じ?
基本的な考え方は同じです。
広く分散された商品でも、時間の力は働きます。
まとめ|投資は才能より「時間」
ジャックとジルの物語が教えてくれるのは、
- 大金より時間
- 才能より継続
- 完璧よりスタート
というシンプルな事実です。
投資は一部の特別な人のものではありません。
早く、長く、市場に居続けた人が強い。
それが、長期投資の本質です。
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