MBTIとは?16タイプ診断の歴史・特徴・心理学的な評価をわかりやすく解説

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こんにちは、COBARUです。

最近はSNSや就職活動、恋愛の話題などでMBTIを見かける機会が増えました。

「INTJだから一人が好き」
「ENFPだから好奇心旺盛」

といった会話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

私の会社でも自己紹介のときにMBTIのタイプを言ったり、名刺に記載している部署もあります。

しかし、

  • MBTIは誰が作ったのか?
  • それぞれのアルファベットは何を意味するのか?
  • 科学的にはどのように評価されているのか?

まで理解している人は少ないかもしれません。

今回はMBTIの歴史から16タイプの仕組みまで分かりやすく解説します。


MBTIとは?

MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)は、人の性格傾向を16タイプに分類する性格診断です。

現在では世界中で利用されており、

  • 自己分析
  • キャリア形成
  • 人間関係の改善
  • チームビルディング

などに活用されています。

ただし、MBTIは能力を測るものではありません。

「どのタイプが優秀か」

ではなく、

「どのように考え、どのように判断する傾向があるか」

を理解するためのツールです。


MBTIの歴史

MBTIの原点はカール・ユング

MBTIの基礎となった人物は、スイスの精神科医である

Carl Jung

です。

ユングは1921年に出版した

Psychological Types

の中で、

「人には生まれつき異なる認知や思考の傾向がある」

と提唱しました。

当時の心理学は精神疾患の研究が中心でしたが、ユングは健康な人同士にも心理的な違いがあることに注目しました。

これがMBTIの原型となります。


MBTIを作ったのは母と娘

ユングの理論を実際の診断ツールとして発展させたのが

Katharine Cook Briggs

Isabel Briggs Myers

です。

二人は心理学者ではなく、一般の研究者でした。

第二次世界大戦中、多くの女性が職場へ進出する中で、

「人それぞれ向いている仕事が違うのではないか」

と考えたことがMBTI開発のきっかけでした。

そしてユング理論をもとに一般の人でも利用できる診断としてMBTIが誕生しました。


MBTIの4つの指標

MBTIは4つの軸によって構成されています。

指標意味
I・Eエネルギーの向き
N・S情報の受け取り方
T・F判断の仕方
J・P行動スタイル

これらの組み合わせによって16タイプが生まれます。


I(内向型)とE(外向型)

多くの人が勘違いしていますが、

「人見知りかどうか」

ではありません。

I(内向型)が優先するもの

内向型は一人の時間からエネルギーを回復します。

優先順位は

  1. 自分の考え
  2. 深い人間関係
  3. 集中できる環境

です。

特徴

  • 考えてから話す
  • 少人数を好む
  • 深く掘り下げる

E(外向型)が優先するもの

外向型は人との交流からエネルギーを得ます。

優先順位は

  1. 人との交流
  2. 行動
  3. 新しい刺激

です。

特徴

  • 話しながら考える
  • フットワークが軽い
  • 人脈形成が得意

具体例

休日の過ごし方

I型
→ 一人で映画や読書

E型
→ 友人と遊びに行く


N(直観型)とS(感覚型)

情報をどのように受け取るかの違いです。


N(直観型)が優先するもの

優先順位

  1. 可能性
  2. アイデア
  3. 将来性

特徴

  • 抽象的な話が好き
  • 想像力が豊か
  • 新しい発想を好む

会議では

「今後どんな展開があり得るか」

を考えます。


S(感覚型)が優先するもの

優先順位

  1. 事実
  2. 経験
  3. 現実性

特徴

  • 実務能力が高い
  • 地に足がついている
  • 再現性を重視する

会議では

「実際に実現可能なのか」

を考えます。


T(思考型)とF(感情型)

判断をするときに何を重視するかです。


T(思考型)が優先するもの

優先順位

  1. 正しさ
  2. 論理
  3. 効率

特徴

  • データ重視
  • 客観的
  • 問題解決が得意

例えば部下のミスに対して

「何が原因だったのか」

を分析します。


F(感情型)が優先するもの

優先順位

  1. 人の気持ち
  2. 共感
  3. 調和

特徴

  • 相手への配慮が得意
  • 人間関係を重視
  • チームワークを大切にする

部下のミスに対して

「落ち込んでいないか」

を先に考えます。


J(判断型)とP(知覚型)

生活スタイルの違いです。


J(判断型)が優先するもの

優先順位

  1. 計画
  2. 秩序
  3. 安定

特徴

  • スケジュール管理が得意
  • 締切を守る
  • 早めに終わらせたい

旅行なら事前に予定を決めます。


P(知覚型)が優先するもの

優先順位

  1. 自由
  2. 柔軟性
  3. 選択肢

特徴

  • 臨機応変
  • 好奇心旺盛
  • 状況に合わせるのが得意

旅行なら現地で行き先を決めます。


MBTIが人気になった理由

MBTIがここまで広まった理由は、

「他人との違いを理解しやすい」

からです。

例えば職場でも、

T型上司
「結論から話して」

F型部下
「まず気持ちを理解してほしい」

というズレが起こります。

どちらが正しいわけではなく、

重視するポイントが違うだけです。

MBTIはそうした違いを可視化してくれます。


MBTIに対する心理学界の評価

ここは重要なポイントです。

SNSではMBTIが絶対視されることもありますが、学術的には慎重な見方もあります。

評価される点

  • 自己理解しやすい
  • 他人との違いを理解しやすい
  • コミュニケーション改善に役立つ

批判される点

  • 診断結果が変わることがある
  • 人間を16タイプに単純化しすぎる
  • 科学的根拠に限界がある

現在の心理学研究では

Big Five Personality Traits

(ビッグファイブ理論)

の方が学術的な支持は強いとされています。


まとめ

MBTIは、

  • カール・ユングの心理学理論が出発点
  • ブリッグス親子が実用化
  • 現在は世界中で利用されている

という歴史を持っています。

そしてMBTIの本質は、

「人間を16種類に分類すること」

ではなく、

「人それぞれ優先するものが違うことを理解すること」

にあります。

指標優先するもの
I内面・深い関係
E交流・刺激
N可能性・未来
S現実・事実
T論理・正しさ
F共感・調和
J計画・秩序
P自由・柔軟性

MBTIを活用する際は、

「私は○○型だからこうだ」

と決めつけるのではなく、

「自分や相手は何を優先しやすいのか」

を理解するためのヒントとして使うのがおすすめです。そうすることで、人間関係や仕事のコミュニケーションがぐっとスムーズになるでしょう。✨

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